Teedaの入門記を書きます。 blogで書いていたけど、皆で書けるように。
まず、Teeda の動かせる環境を作りましょう。
実は、Teeda を動かす環境は簡単に作れます。 ひがさんのBlog -- Super Agile Web Development with Seasar2 に書かれている環境を準備すればOKです。 ^^) *
→ 詳しくは http://eclipsewiki.net/eclipse/index.php?%B5%AF%C6%B0%A5%AA%A5%D7%A5%B7%A5%E7%A5%F3#mdbf59ac
これから使う Teeda プロジェクトを作成します。
これも、Dolteng プラグインの Chura Project ウィザード を使うと簡単にです。 ^^) *
ファイル→新規→プロジェクトで「新規プロジェクト」画面を表示います。下の画像のように Chura という項目があります。そこで Chura → Chura Project を選択し、「次へ」をクリック。
&ref(): File not found: "chura1.png" at page "Teeda/gettingStarted";
下のような「Create a Chura Project」画面が表示されますので
&ref(): File not found: "chura2.png" at page "Teeda/gettingStarted";
2. の入力を行い「終了」を押すと、少しして 以下のようなプロジェクトが自動的に作成されます。面倒なパッケージ作成やライブラリーのコピー、ビルドパスの設定などは、まったく不要です。
&ref(): File not found: "chura3.png" at page "Teeda/gettingStarted";
作成した teeda-ex1 プロジェクトに html ファイルを作ってみます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja"> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" /> <title>Hello</title> </head> <body> Hello World!!! </body> </html>&ref(): File not found: "teeda1.png" at page "Teeda/gettingStarted";
2006/10/27 0:37:59 org.apache.catalina.core.AprLifecycleListener lifecycleEvent 情報: The Apache Tomcat Native library which allows optimal performance in production environments was not found on .... 2006/10/27 0:37:59 org.apache.coyote.http11.Http11BaseProtocol init 情報: Coyote HTTP/1.1を http-8080 で初期化します ・・・省略・・・ 情報: Find registry server-registry.xml at classpath resource 2006/10/27 0:38:00 org.apache.catalina.startup.Catalina start 情報: Server startup in 1437 ms
2006/10/27 0:49:12 org.apache.catalina.loader.WebappClassLoader validateJarFile 情報: validateJarFile(D:\EclipseWork3\teeda-ex1\src\main\webapp\WEB-INF\lib\geronimo-jsp_2.0_spec-1.0.jar) - jar not loaded. See Servlet Spec 2.3, section 9.7.2. Offending class: javax/servlet/jsp/JspPage.class DEBUG 2006-10-27 00:49:12,718 [ContainerBackgroundProcessor[StandardEngine[Catalina]]] S2Container initialize start ・・・省略・・・ DEBUG 2006-10-27 00:49:15,359 [ContainerBackgroundProcessor[StandardEngine[Catalina]]] target file path = /faces-config.xml DEBUG 2006-10-27 00:49:15,468 [ContainerBackgroundProcessor[StandardEngine[Catalina]]] JSF initialize end
&ref(): File not found: "teeda2.png" at page "Teeda/gettingStarted";
TeedaはJSF実装をベースにしたWebアプリケーションフレームワークです。
Teedaは大きく分けて2つのpartがあります。
・Teeda Core:JSF1.1の実装
・Teeda Extension:HTMLテンプレートを持ったJSF拡張フレームワーク
基本的にお奨めの使い方はTeeda Core、Teeda Extensionを共に使っていただく使い方です。
が、Teeda Coreだけでも純粋なJSF実装としてお使いいただけます。
JSFは実はServlet以外にもPortletの方にも対応することが仕様で義務付けられていますが
そちらの面もid:shinsuke_sugayaさんを中心にサポートいただいていますm(_ _)m
では本題に戻りまして。。。
Teeda ExtensionはPage駆動アーキテクチャに基づいていて、記述するのは
基本的に以下の2つだけです。
・Pageクラス(ただのPOJOクラス。クラス名をPageで終える必要がある)
・HTML(基本的にidをふるだけ。)
1HTMLファイルに対して、1Pageクラスが対応します。
この辺はサンプルを見つつ、学習するのがよいと思うので、次節以降解説します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja"> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" /> <title>Hello</title> </head> <body> Hello World!!! </body> </html>
このシンプルなHTMLをPageクラスとマッピングさせてみましょう。
HTMLの方は簡単です。
Mappingして動的に変えたい項目にidをつけたタグを振るだけです。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja"> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" /> <title>Hello</title> </head> <body> Hello <span id="name">World!!!</span> </body> </html>
これをただ単にブラウザで見るとHello Worldと表示されます。
ではこれに対応するPageクラスを作成しましょう。
Pageクラスを作成するときには、EclipseプラグインDoltengを使うと便利です。
(Doltengは下記サイトから取得できます。)
http://eclipse.seasar.org/updates/3.1beta/
Doltengをインストールして、Ctrl+5を押してみましょう。
なにやらダイアログが表示されます。このダイアログでPageクラスを作成することができます。
DoltengではHTMLの内容を読み込んで、Pageクラスに必要そうなプロパティを
自動的に追加したPageクラスを作成してくれます。
また、QuickJUnitにおけるCtrl+9でテストクラスへの移動が出来るように
Ctrl+5でDoltengではPageクラス←→HTML間を移動できます。
(Pageがない場合にダイアログが表示されPageクラスを作成するかを聞いてきます。)
ではPageクラスのプロパティnameに"Seasar2"と入力しておきましょう。
package examples.teeda.web.hello; public class HelloPage{ private String name = "Seasar2"; public String getName() { return name; } public void setName(String name) { this.name = name; } }
これで準備は整いました。
Tomcatを起動して、localhost:8080/teeda-html-example/view/hello/hello.html
というように表示してみると
Hello Seasar2
と表示されます。
このとき何が起きているのでしょうか? ひとつひとつ見ていきましょう。
まずTeedaの基本は全てidです。
idでマッピングされない項目は、動的な処理を行う集合(コンポーネント)として みなされません。
idがない場合全て単なるテキストとして処理されます。
上記の例で言えば、spanタグにnameというidをふることで
あ、このタグは動的な値を扱うのだとTeedaは解釈します。
idの振り方には規約がありますが、それはこの後一つ一つ見ていけば すぐに覚えられます。また、そのリファレンスも十二分に準備する予定です。
あとで移行する。
あとで移行する。
あとで移行する。
あとで移行する。
あとで移行する。
あとで移行する。
あとで移行する。
あとで移行する。
では、今までに説明してきた機能を振り返ってみて、 簡単な足し算アプリを作成してみましょう。 仕様としては、足し算を行ってボタンを押下するとdoCalculateメソッドが 呼ばれます。未入力または桁数が3桁に満たない場合は、Validationエラーとします。
HTMLはこのようになります。 (まだ説明していない機能やディティールの部分も少し含まれますが、 本質は変わりません。後でまた説明します。)
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja"> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" /> <title id="aaa">Add</title> </head> <body> <form id="addForm"> <div> <span id="messages"></span> </div> <table> <tr> <td></td><td><input type="text" id="arg1" title="INPUT1"/></td> <td><span id="arg1Message"></span></td> </tr> <tr> <td> + </td> <td><input type="text" id="arg2" title="INPUT2"/></td> <td><span id="arg2Message"></span></td> </tr> <tr> <td> = </td> <td><span id="result"></span></td> </tr> </table> <input type="submit" value="calculate" id="doCalculate"/> <input type="submit" value="back to start" id="jumpStart_index"/> </form> </body> </html>
これに対応するページクラスを作りましょう。 idに対応づく変数とアクセサはDoltengが作成してくれるので、あとは 必要なValidatorを記述するだけです。
package examples.teeda.web.add; public class AddPage { public static final String arg1_TRequiredValidator = null; public static final String arg1_lengthValidator = "minimum=3"; public static final String arg2_TRequiredValidator = null; public static final String arg2_lengthValidator = "minimum=3"; private int arg1; private int arg2; private int result; public int getArg1() { return arg1; } public void setArg1(int arg1) { this.arg1 = arg1; } public int getArg2() { return arg2; } public void setArg2(int arg2) { this.arg2 = arg2; } public int getResult() { return result; } public void setResult(int result) { this.result = result; } public String doCalculate() { result = arg1 + arg2; return null; } }
実際にTomcatを立ち上げて、確認してみましょう。 3桁入力しないとエラーでValidationが効いているはずです。