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Seasar 2.4.0-beta-3 リリース†
重要 dicon ファイルについて
このリリースから,j2ee.dicon など S2 が提供する dicon ファイルの多くは S2 の Jar ファイルの中に含めるようにしました.
そのため,既存の環境に組み込む場合は従来の dicon ファイルを削除してください.
なお,JDBC DataSource の定義は j2ee.dicon から切り出してjdbc.dicon に記述することになりました.
jdbc.dicon および aop.dicon は S2 の Jar の中に含まれていないので,それぞれの環境に合わせて記述したものをクラスパスの通ったディレクトリに配置してください.
2.4.0-beta-2からの変更点は次の通りです。
- SelectableDataSourceProxy を追加しました。[Seasar-user:3660]
- nullのインジェクションでエラーにならないようにしました。[http://d.hatena.ne.jp/tanigon/20060523#p1]
- 名前によるAutoBindingで、パッケージ名つきのコンポーネント名の場合(ex:aaa_hoge)、パッケージ名を抜いた部分(hoge)が、プロパティ名と一致する場合に自動でバインディングするようにしました。
- セッターインジェクションとフィールドインジェクションを明示的に指定できるようにしました.
- @PersistenceContext・@PersistenceUnit・@Resource アノテーションをサポートしました.
- EJB3,JPA サポートのための javaee5.dicon を追加しました.
- @BInding アノテーションをフィールドに指定できるようにしました.
- j2ee.dicon,jta.dicon,ejbtx.dicon をs2-extension-x.y.z.jar に含めるようにしました.
- javaee5.dicon,ejb3tx.dicon,jpa.dicon をs2-tiger-x.y.z.jar に含めるようにしました.
- SSQLException#getMessageに原因となったSQL文を含めるようにしました。
- SSQLException#getSqlで原因となったSQL文を取得できるようにしました。
- ComponentAutoRegister を WebLogic 固有の zip URL に対応しました.[Seasar-user:3658]
- BeanDesc からメソッド及びコンストラクタの引数名を取得できるようにしました.
- ConfigurableStatementFactoryを追加し、PreparedStatementのfetchSizeとmaxRowsをdiconから設定できるようにしました。[Seasar-user:3692][DAO-2]
- ExternalContextの情報にMapでアクセスできるようにしました。
- Hotswapを廃止しました。
- requestのparamterやattributeの名前とプロパティ名が一致した場合に、自動で設定を行うexternalBinding機能を実装しました。
- Sessionで管理されているコンポーネントがHOT deployで変更された場合でも、コンポーネントの状態が引き継がれるようにしました。
- メッセージファイルに S2FrameworkMessages.properties のような長い名前を利用できるようにしました.
- EclipseUtil を削除しました.代わりに ResourceUtil#getBuildDir() を使用してください.
- S2Tx の requiredTx および requiresNewTx において,setRollbackOnly() が設定された場合でも commit() しようとして例外が発生していた問題を修正しました.
ダウンロードはこちらから.
http://s2container.seasar.org/