Doma-Genは、AntとFreeMarkerを使用したコード生成ツールです。
Doma-Genを利用すると、次のことが可能です。
Doma-Genの配布ファイルを、ダウンロードページからダウンロードします。
配布ファイルを解凍し、Doma-GenとFreeMarkerのjarファイルとサンプル用のビルドファイル(doma-gen-build.xml)を取り出してください。
Doma-GenとFreeMarkerのjarファイルは、Antタスクのクラスパスに通す必要があります。 サンプル用のビルドファイルは、独自ビルドファイル作成時のコピー元として活用してください。
Doma-Genには、2つのタスクが用意されています。
タスク名 | 説明 |
---|---|
Gen | アプリケーション実行時に使用されるクラスやSQLのコードを生成します。 |
GenTest | テストのためのコードを生成します。 |
GenタスクとGenTestタスクを使用するサンプル用ビルドファイルの内容を示します。 これは、配布ファイルに含まれているサンプルのdoma-gen-build.xmlと同じものです。
Eclipse3.5のWindows版を使用している場合、AntはEclipse上からではなく、コマンドラインから実行してください。 Eclipse3.5のWindows版には、コンソールに日本語を出力できない問題があります(Ecipse3.6では解決されています)。 コマンドラインから実行するには、Antを適切にインストールした環境で、次のように実行してください。
この例では、上述したdoma-gen-build.xmlを使うものとします。 ターゲット名にはgen、もしくはgenTestを指定できます。
Eclipseを使用している場合、Eclipseの自動リフレッシュ機能を有効にしておくと、Eclipse外部で生成されたファイルが自動で認識されます。 この機能を有効にしておけば、Antでファイルを生成した後、手動でEclipseのワークスペースをリフレッシュする必要がなくなります。
この機能を有効にするには、メニューから「Window」 - [Preferences」 - 「General」 - 「Workspace」と辿り、「Refresh Automatically」をチェックします。